2017年から,日々の不便益はfacebookに引っ越しました(→ https://www.facebook.com/fuben.eki ).
Facebookが見れない人も,不便益システム研究所のトップページから見えます(→ http://fuben-eki.jp ).これは便利 ^^);
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不便益システム研究会常連の久野敦司さんによる「不便益システムの方程式(試案)」が出ました.
http://www.patentisland.co.jp/fubeneki_hoteishiki_shian.pdfに掲載されています.
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当研究所の所長や広報担当が学生時代に所属していた研究室の先輩である林完爾さんから,研究会に参加しての所感をいただきました.ご本人に了承いただきましたので,転載します.
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不便益システム研究会に参加して感じたこと
林 完爾(岩井研二期生 70年修士)
京機会KMCイノベーション研究会座長
第20回不便益システム研究会に出席させていただき、当時機械系では異色の研究室であった岩井研が、半世紀を経て、新しい学問領域を生み出しつつあることに感銘を覚えました。浅学ながら研究会に参加して感じましたことを箇条書きにして送らせていただきます。今
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小野測器の石田康二様から、音に関する不便益の事例を教えてもらいました。石田様に了承いただきましたので、転載します。
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不便の益を考えるとき、少し広く構えると、
・「安全」に対する「不安」の益(不安であるが故に対処ができる)
・「機能的価値」に対する「非機能(感性)的な価値」
・「部分性能向上」と「性能維持による全体バランスの確保」
・「人工的な音情報の付加」に対する「場に元々ある音情報の意味」
・「システム化すること」に対する「人の利他行為に頼ること」
など対立的に捉えられる要素があります。
また、便益を得るまでに生じる負荷が、
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計測自動制御学会のスマーターワールド調査研究会(通称)で、スマートな社会について議論されています。スマートグリッドやスマートシティーなどスマートという言葉が溢れてますが、これと不便益との関係を考えてみました。
スマートという形容詞からイメージされるのは、無駄なく利口に小粋なやり口。職人がすしを握る所作とか、茶道のお点前とかが思い浮かびます(個人的には、帛紗を一瞬でスイーと畳むしぐさ)。所作がスマートじゃないなって思うのは、無駄な動きが含まれていたり、他に便利なやり方があるのにーと思うとき。
スマートかスマートじゃないかの境界線の近くに、別の境界線があると思いませんか?京都東山の帆布店の職人
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