不便益システム研究所

不便益を考える!

ちょっと聞き耳

猫メディア関連ざっくりと

小北

小北です.ごぶさたしてます.
猫メディア関連の情報がいくつかたまったのでお知らせです.

素晴らしいのは今朝のニュースです.
「ネコの郵便屋さん、2家族結ぶ 熊本・天草」
お互い身元が判明しても交流を続けるところや周囲が見守っている様子が興味深いです.
周りの住民も「私も手紙つけたい」と思っているのではないか,などと妄想が膨らみます.

以下はすでに検討済みのことがらに関する話なのですが徒然に.

6月半ば(放送日が地域によって違うようです)
「ぽちたま」というテレビ東京系の番組で「ねこカメラ」という企画がありました.
猫に首からカメラを下げさせて,その画像に飼い主や番組のタレントがコメントするといった企画です.
残念ながらこの企画の内容自体はおもしろくないのですが,番組になるということはなにかソースがあるのだろうと思い,周辺をざっくり調べてみました.

関東でネコにカメラをつける商いをしている会社があったり,タカラトミーから「ワンダフルショット」というペット用カメラが発売されたりしていました.
考え方としては,留守宅にウェブカメラをつけてペットの監視をすることの延長といったところでしょうか.

そのような次第で結局「ねこカメラ」には特別な共感が持てなかったいものの,興味深い点もありました.
実は「ぽちたま」の「ねこカメラ」は,カメラの形態やサイズが「写るんです」様の「箱」だったりするのです.
今はいろんなカメラがあるけどもやっぱりこうなるのだなと...
大きくて猫には困ってしまうモノだと思うのですけれど人には「カメラだ」とわかりやすくて嬉しいのかもしれませんね.

ちなみにワンダフルショットはすでに生産中止した様子です.
やめた理由も探してみました.
ネット上に,脱落したとか首を振ったら飛んだといった話がちらほらありましたので,上記「ねこカメラ」のような一時的な着用と違い,現実的にはカメラを直接下げるのは難しかったのかもしれません.
一万円近い商品だったようですし,簡単に落とされたら困りますよね.

また,猫問題が殺人事件のきっかけになったことも気にとめています.
猫メディアの背景についてしみじみ考えさせられました.

長文失礼しましたー

川上
ねこの郵便やさん、私も読みました。200m先に住んでいるご近所さん。情報を伝えたいだけならば合いに行けば良いのに、敢えてネコの首にメッセージを付ける。届かないかも知れない不便や、いつ返事が来るかわからないことが楽しい。数時間で返事が帰ってきたら「速達!」と言って喜ぶ。我々にとっても嬉しい事例ですね。
ねこカメラはネーミングが被っててちょっと悔しい。
須藤
これはひょっとすると取材に行った方が良いかもしれませんね.
小北
たしかにこれはもう少し調べてもいい話ですよね.
では,天草猫郵便サミットでも!
# 北海道ではこの頃本当のサミットに全然関係ない集いにも「サミット」がつきます.
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