テロップと不便益
- 川上
- 3/4 の「ちりとてちん」。「わたしゃね、テレビのテロップってやつが嫌いで。笑いのタイミングまで書いたる。教えられんとわからんのかね、近頃の若い者は。落語はね、客は自分のツボで笑う。それどころか、チョコンと座ってる落語家の所作で風景まで見るんだ」みたいなことを言ってました。
- 須藤
- あ〜 まさに問題意識が同じところですね.
落語のようなライブものとの比較が面白いかもしれないですね
- 岡部
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不必要な情報としての議論なのかもしれませんが,確かに, 落語を映像でみると,落語家の”巧さ”が伝わらないですね. http://www.nhk-ep.com/shop/commodity_param/shc/0/cmc/10754A1
意味が分からなかった4コマ漫画を解説してもらうが,解説されてみると気落ちする..
なんて経験もあります.不便益は,受け手にそれなりの感受性が必要ってことなのでしょうか..
未だにアメリカンジョークはテロップで出されても分からないんですが..
- 須藤
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昨年,少し,野球のスタジアム観戦とTV観戦の違いについて学生と議論しました.
ちょっと前には塩瀬さんたちと,サッカーの中継についてメールで議論しましたね.(カメラによる場面の切り取り,視線の強制移動など) 落語のように比較的視点が固定されていそうなものでも「ライブ」が良いんですね.このあたり,何かネタに繋がりそうな予感がします.
- 川上
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最初にこのトピックを投げてからずーとコメントが無かったので、「外したか?」と思ってたんですが....
不便の益を語るとき、「自己肯定感」とか、気持の持ち様に帰着することが多いのですが、ライブ感には確かに気持の問題だけではないモノがありますよね。
息子の野球をビデオカメラのファインダー越しに観戦してても全体像が喪失してしまってワクワク感が失せるのも同根でしょうか?
- 須藤
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このトピック気づいてませんでした.おしらせメールが来なかったような気が...
「ファインダー越しに見るとワクワク感が喪失」体験,私もあります.
昔,鈴鹿8耐を観に行ったとき,スタートシーンを一眼レフで撮影しようと思ったのですが,ファインダー越しにスタート時のピリピリ感を見ているのがもったいなくなって,撮るのをあきらめました.要因を考えてみました.
- 空間が切り取られること
- レンズを通すこと