空気の読めるスピーチ・シンセサイザー
普段口に出来ない事でも、思い切って言えちゃうかも。現在、色々なスピーチ・シンセサイザー(音声合成装置)があります。例えば、パソコンに入力した文章を読み上げたり、予め用意された会話文(あいさつなど)を選ぶ方式が多いです。
でも、日常会話をするのには、どちらも堅苦しい感じですね。同じ言葉でも、時と場合によって違ってきます。だからといって、あらゆる場面に備えて準備しておくなんて無理な話です。
きっと、選んでいる間に会話は終わってしまいます。
ここに不便益を導入してみましょう。
まず、会話相手の顔を見ながら操作できる形として片手で持てる形を想定します。そして、会話相手との空気を感じながら片手で出来る動作は限られてきますね。
そう!振ったり傾けたり、まるで画面を見ながらするWiiのような感じです。
これなら、空気を読めるはずです!
ただし、不便益製スピーチ・シンセサイザーです。
加速度センサを使って音を出すにあたって、せいぜい出せるのは母音とその中間音しか出せません。
しかも、傾けてればその間中出っ放しになるはずですので、きれいな「あ」や「い」を出す事さえ最初は間々ならないはずです。
でも、試行錯誤の後、振り方・曲げ方・とめ方を取得できればこっちもんです。
「い」→「あ」で「いや」とか、「い」→「お」で「いーよ」みたいに聞こえる音が出せるようになります。
これでしっかり空気が読めて、表現豊かな会話が出来るようになるはずです。
ジェスチャー付の、新しい会話方法いかがですか?