何となく渋滞予測システム
まるで絵画を描くように、渋滞予測してみる?お盆や年末年始などの渋滞時期には、良くお世話になる渋滞予測。
大体、どこからどこまでの区間が渋滞するとか、何時ごろがピークなどの情報です。
いつも、必要にかられて見るたびに、がっかりするアレですね。
はい、いつものように、この予測情報を得て活用するために、不便益導入です。
どうなると思いますか?
まず、スタートとなるIC(インターチェンジ)と出発時間を入力します。で、次に目的地に近いICを入力。すると、横軸が走行にかかる時間、縦軸が走行距離を表す画面が表示されます。左下に最初のIC、右上に最後のICが表示され、通過予定のICも画面上に表示されます。
ここからが不便益製の特徴です。
渋滞予測情報はどうやって分かるかというと、色のグラデーションなのです。
「A」というICから「B」とICまで、かなりの渋滞が予測されているとすると、その箇所には濃い色がつきます。そしてそれが、時間と距離によってグラデーションしていくんです。
良く見るもので言えば、サーモグラフィのような感じでしょうか。
ここで終わりではありません、ここからが本領発揮です。
そのグラデーションマップの上に、自分の走行プランを立てていくんです。どうやって、渋滞を回避するか、どうすれば、ストレスなく目的地に到着できるか・・・。
横軸が時間で、縦軸が距離なので、普通に走行すれば、右上がりのラインになります。
渋滞などに引っかかって、走行スピードが落ちれば落ちるほど水平に近いラインになります。もちろん、サービスエリアで休憩なんてすると時間だけ過ぎて距離はでないので完全な水平のラインになります。ひどい間違いをしない限り、高速道路は逆走できないので、右下がりになることはあり得ません。
これをふまえて、色を読み、快適な走行プランをたてる事が出来るんです。
もちろん、慣れないグラデーションの情報を読み取り、時間の流れを目の当たりにし、自分の希望を反映させる。やはり習得するまで、試行錯誤の連発でしょう。
でも、数字だらけの渋滞予測情報とにらめっこするよりも、何となく渋滞予測を操る方が、楽しくドライブできると思いませんか?