不便益システム研究所

不便益を考える!

日々の不便益

能動義手

便利な能動義手を考えろと言われると,ついつい工学的価値(機能価値/製造コスト)→max が頭に浮かぶ。これでは現在主流のキャプテンフックの義手から離れられない。もう一つの方向は本物に似るmax。しかしこれは「不気味の谷」を超えられそうにない。他の方向を不便益で考えられないだろうか?あさりよしとおの描くロボットのような手とか。失う前の自分の腕に似て無くても,工学的価値がmaxでなくても,使う人が「ふと視線を外され話題にのぼらないよう気を使われてる」心地悪さをminにする方向。北海道教育大学の試案は,今は伏せておこう。